イオン交換式の原理

  1. Crystal-Right(CR)はNa⁺を帯電しています。
    (Na⁺型イオン交換結晶体)
  2. CRがNa⁺より高い電解順位のプラスイオンに帯電すると、Na⁺を放出してより高い電解順位のカチオンイオンを吸着します。
    この原理から、総硬度(Ca²⁺,Mg²⁺)、鉄(Fe²⁺)、マンガン(Mn²⁺)、アンモニア( NH⁴⁺ )を薬剤注入なしに除去いたします。

    【カチオンイオン(陽イオン)のCRにおける電解順位】
    Ca²⁺>Cu²⁺>Zn²⁺>Fe²⁺>Mg²⁺>Mn²⁺>K⁺>NH⁴⁺>Na⁺>H⁺
  3. CRはNa型イオン交換結晶体ですので、再生には30.28%の飽和塩水を使用いたします。塩酸、苛性ソーダなどを使用することなく、塩水を利用し現場で再生を行いますので、ろ材充填物の交換を頻繁に行う必要はありません
    (CRろ材に適正純度の高い塩を開発)

地下水(井戸水)利用の場合従来のシステムでは前処理の段階で大量に薬剤を投入することになり、薬品副産物を生成してしまう

CRろ過機は水を通すだけで
何と薬剤が不要!

※後工程で次亜塩素酸を微量注入

弊社がご提案する水質基準

■ HACCP(ハサップ)認定に必要な安全基準を満たす水質

単位:mg/L

物質水道法基準弊社提案基準
0.3以下0.05以下
マンガン0.05以下0.005以下
総硬度300以下3以下
アンモニア性窒素監視項目0.2以下
塩素酸0.6以下0.1以下
総トリハロメタン0.1以下0.03以下
色度5度以下1度以下
濁度2度以下0.5度以下